浜松聖星高等学校 浜松聖星高等学校

ABOUT SCHOOL

学校案内

ごあいさつ

学業と諸活動の高いレベルでの両立

学校法人浜松海の星学院
理事長
北脇 保之

浜松聖星高校は共学化以来8年目を迎えますが、この間順調な歩みを続けてきました。1学年の入学定員は当初の175名から本年4月1日には240名に増え、今キャンパスは活気に溢れています。
本校はもともと学業と学校行事や部活動などの諸活動のバランスを大事にしてきましたが、今この2つを一層高いレベルで両立させようとしています。学業の面では、AIやデータサイエンスなど科学技術の発達が世界を変えつつある現状を考慮し、必要な知識とスキルを身につけた人間を育てるため、昨年度理数コースをスタートさせました。同時に、本校が創立以来の強みとしている、英語をはじめとした国際教養教育にもさらに磨きをかけています。さらに、現実問題として受験への対応力を高めるため「大学受験のための学力向上方策」を定めたところであり、これを今年度から実施します。
他方、文化祭(ベリタスプラザ)や体育祭は全校あげての盛り上がりを見せていますし、吹奏楽部などの全国レベルでの活躍はご存知の方も多いのではないでしょうか。
こうした学業と諸活動を土台として支えているのは、温かい校風です。これは「愛」を根底に置くカトリックのミッションスクールとして本校が長年培ってきたものです。今後もミッションスクールのアイデンティティを堅持しつつ、学業と諸活動の高いレベルでの両立を目指してまいります。
北脇 保之
蓑虫の家から

学校法人浜松海の星学院
学院長
髙橋 美智子

聖星高校の門をくぐると両手を広げて迎えてくれるマリア像に出会います。涼やかな優しい顔の左耳に長いイヤリングのようなものが見えます。背の低い私が前から左右から水をかけてもなかなかとれません。よく見ると蓑虫の家のように見えます。この頃は蓑虫もマリア像と一緒に皆さんを迎えたいのだと、理解するようにしています。それにしても素晴らしいところに家を作ったものだと感心します。高いところにいながら、マリア様のベールで遠州の強い風雨から守られているのですから。蓑虫の家から登下校の生徒を眺めると、義務教育を終えて次のステップを懸命に生きる高校生の頼もしい姿に、未来に希望を感じるに違いありません。
今年も新しいページがひらかれます。マリア像の傍を通って登下校する一人ひとりが自分のペースで成長しています。その勢いは誰も止めることができません。それは、深い内面からの力です。その力は目には見えませんが周りに影響を与えます。御自分を信じてください。あなたは、愛されて存在し、愛するために成長しているのです。
争いの絶えない人間世界は、広い教養による高い知識と、内面の力を謙虚に受け止めて平和を構築できる人を求めています。世界の平和は遠い国のことではなく、今、ここで私達が始めていくのです。そのためには皆さんの力が必要です。次のステップを懸命に生きる皆さんの姿が未来を切り開いてくれます。
髙橋 美智子
「なりたい自分」になろう!

学校法人浜松海の星学院
浜松聖星高等学校
学校長
野村 賢一

私たちが暮らしている現代の社会は、ICT技術の進展やAIの台頭により、急速に、激しく、そして予測不能な方向へと変化しています。この流れに取り残されてしまうと、不便で不自由な生活を強いられたり、本来なら受けることができたはずの恩恵を享受できなかったり、といった状況に陥りかねません。そのような事態を回避するためには、常に自分をバージョンアップしていくことが不可欠となります。
幸いなことに、私たちには、「今はできなくても、繰り返し挑戦し続けることで、やがてできるようになる」という素晴らしい才能が、先天的に与えられています。自転車に乗れた日のことを思い出してください。最初は転んでばかりだったのが、いつの間にか補助輪なしで数メートル走れるようになり、その距離がどんどん伸びていきませんでしたか。
この「自分を変える力」を発揮すれば、時代に適応するのは決して難しくありません。ただ、私たち浜松聖星高等学校教職員一同が生徒の皆さんに期待しているのは、その次の段階です。アップデートを重ねながら、自らが望む姿に近づいていってくれることを、心から願っているのです。「なりたい自分」になってください。夢を叶えてください。浜松聖星高校は、学校を挙げて、皆さんを応援します。
なお、私ですが、この4月に浜松聖星高等学校校長を拝命したばかりです。まだまだ未熟ではありますが、生徒の皆さんに負けないよう、自身を成長させてまいりますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。
野村 賢一