浜松聖星高等学校 浜松聖星高等学校

FEATURE

教育の特色

理数(STEAM)教育

ICTを活用した教育法により、
現代社会に適応する能力と変革を生み出す主体を育てる
ChromebookTM や電子黒板などICT を最大限に活用し、科学の本質やその影響力を正しく理解する科学リテラシーとICT など科学技術の応用能力を身につけます。
未来のために、STEAM教育が必要とされる理由。
生この先の未来、世界中で優秀な人材が不足することへの強い懸念があります。そのため、欧米やアジア諸国でもSTEAM教育を推進しているのです。もちろん、日本も例外ではありません。将来、日本の労働人口のうち49%が、技術的にはAIやロボットで代替される可能性が高い、という試算があります。言い換えれば、自分で何かを作り出し、表現するスキルを身につけておかないと、未来を生き抜くことが難しいのです。そこで、文理の枠を超えて、横断的に学習し、急速に変化する社会の中で、価値のあるものを創りだせる人材を育てていくSTEAM教育に注目が集まっています。
「One-to-One」でのPC活用
(生徒一人1台端末)
生徒全員が一人1台ずつ端末を持つことで授業の情報を瞬時に伝達することができます。
先生の話を聞く時間、生徒たちで問題に取り組む時間など授業の時間をより有意義に使うことができます。
授業時間外でも先生方とつながることができるので授業中に質問できなかったことや、復習していて疑問に思ったことをメールで質問することができます。
電子黒板を活用した
アクティブラーニング
電子黒板を授業や行事などに活用し、生徒への情報発信を積極的に行っています。黒板の代わりに電子黒板を用いて映像やインターネットを取り入れた授業を行うことで生徒の学びへの理解を深めます。その他、全校集会や授業外の外部講師による講演会などにも用いて、コロナ禍でもイベント行事などを実施しています。

国が理数教育強化校として認定

高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)に2025年度も継続決定

情報、数学、理科等の教育を重視するカリキュラムを実施するとともに、ICTを活用した文理横断的で探究的な学びを強化する学校などに対して、そのために必要な環境整備の経費を支援する事業に申請したところ、令和7年度高等学校等デジタル人材育成支援事業費補助金(高等学校DX加速化推進事業)の交付が決定しました。いわゆる理系の生徒だけではなく、文系の生徒やデジタルや理系分野に苦手意識を持っている生徒にも、よりよい学びの環境が提供されることを目的とした補助金です。
理系・文系の垣根がなくなっていく中で、多くの生徒の知的好奇心を高め、それぞれに必要な学習環境が整えられるため、本校の理数(STEAM)教育がますます深化していくことは間違いありません。

将来を見据えた教育 情報Ⅱの履修

2年次に、理数コースは必須2単位、特進コース・進学コースは選択2単位を履修できます。情報Ⅱは、高校情報科の選択科目として2023年度から新設された科目です。技術者の道を志す生徒にとってはもちろん、そうでない人にとっても、学ぶ価値がある科目です。その目的は、情報社会に主体的に参画し、その発展に寄与するための資質・能力を養うことにあります。情報Ⅰで学んだ内容をベースに、高度な内容を学ぶことで、情報分野について専門的な知識を身に付けることができます。本校では昨年度、3Dプリンタを導入したデジタルものづくり、QRコードの仕組みやオープンデータの活用、プロジェクションマッピング制作など、高校レベルを遥かに超えた授業を展開しました。

さまざまな経験に触れるSTEAMキャリア教育

医療・生成AI・問題解決 高大連携授業

静岡大学「学びと問題解決ワークショップ」「生成AIの現在を法的に考える」
令和6年度実施 令和7年度実施予定

デジタルものづくり課外講座

浜松FUSE「3Dプリンタによるデジタルファブリケーション」
令和6年度実施 令和7年度実施予定

総務省 地域情報化アドバイザー

「VIRTUAL SHIZUOKAで未来のまちづくり講座」
令和6年度実施 令和7年度実施予定

データサイエンス

静岡大学情報学部 地域連携推進室 データソン「“防災×データ可視化” オープンデータで地域防災力を強化しよう」
令和7年度参加予定
静岡県「オープンデータ学生アイデアコンテスト」
令和6年度参加(最終審査選出 NTT西日本静岡支店賞受賞) 令和7年度参加予定

AIロボット導入

探究的なSTEAM教育の提供として、本校では、長年Pepperを導入していました。しかし情報科のテーマが、プログラミング教育からAI・数理・データサイエンスへ移行したことから、2025年度からPepperに代わり、AIロボットLOVOTを導入することになりました。共通テスト対策として必要とされる技能が、プログラミング力からアルゴリズムによる思考力の向上の傾向にあることも理由の1つです。聖星高校の星に因んで「ステラ」という愛称に決まりました。今後は「ステラ」が生徒の探究心を育てる存在になることを期待しています。

Google事例校特典

Google日本法人オフィスツアー
Google for Education事例校の特典として、東京都渋谷区にある本社法人のオフィスを見学することができます。約90分間のGoogle会社説明を行ったあとに、会社内を案内してくれます。

日 時
令和7年7月31日(木)/令和7年11月13日(木)
対 象
1〜3年希望者/理数コース1年生
内 容
渋谷にあるGoogleオフィスを見学する。

浜松聖星で得る、理数(STEAM)教育の成果

モデルロケット 全国大会 令和3年度~6年度 [4年連続出場] 令和7年度出場予定

開催時期
10月中旬
開催場所
筑波宇宙センター(JAXA)
出場生徒
2年理数コース
伊藤有彩、栗田篤歩、古橋亜子、山本椛矢、吉田涛
2年進学コース
山口倖菜、豊田陽菜
1年理数コース
井口敢介

令和6年度卒業生 主な理系進学先一覧

国公立大学
名古屋工業大学工学部、静岡大学工学部、徳島大学医学部保健学科、
宮崎大学農学部、山梨県立大学看護学部
難関私立大学
南山大学理工学部4名、法政大学理工学部、立命館大学理工学部4名

理系・情報系資格検定試験の豊富な機会

実用数学技能検定/物理検定( 理検)/化学検定( 理検)/生物検定( 理検)/基本情報技術者試験/情報セキュリティマネジメント試験/ IT パスポート試験/情報処理技能検定( 表計算/データベース)/日本語ワープロ検定/プレゼンテーション作成検定/文書デザイン検定/ホームページ作成検定/サービス接遇検定/秘書検定/色彩検定

充実の最新設備で学習を深める

情報処理室 40台の
ハイスペックWindows機

今年8月に最新モデルを新規導入!PythonやAI、ロボティクスなど、最新の学習環境が揃いました!

化学室 充実した実験器具

様々な実験器具や試薬を用いた実験で知 識を体得でき、学習の定着に繋がります。

物理室 身近な現象を体感

ウェブマシンなどを使った実験を行い、自発的に取り組む意欲を引き出します。

生物室 一人1台の光学顕微鏡

パソコンに接続できるデジタル顕微 鏡もあり、オンライン授業にも活用 できます。

STUDENT'S VOICE
ICTで実現される、効率のよい授業進行
特進コース3年
岩井 貫太さん(浜松市立引佐南部中学校 出身)
すべての教室に電子黒板が完備されていて、動画を見ることができます。また数学の授業では、電子黒板とChromebook™が連動していて、黒板が見えにくい時などはChromebook™で確認ができ、問題を当てられた時もChromebook™で回答することができます。情報処理室では1人一台パソコンが使え、効率よく授業が進んでいると思います。スタディサプリはわからない問題があった時に、すぐにそこまで戻ることができ、わからないところをそのままにせずに済みますし、家でも予習や復習がしやすく成長に繋がっていると感じます。
STUDENT'S VOICE
ポータルサイトの立ち上げ・運営を行うことで社会性を養いました。
2022年度卒業生
難波田 良紀さん(浜松市立蜆塚中学校 出身)
聖星高校は情報教育に力を入れており、最新のデスクトップPC や授業支援シス テム、ウェブカメラなど充実した学習環境が整っています。学んだ情報の知識を 活かして今では学校のポータルサイトを運営しており生徒からの機能面や使い やすさなど意見を吸い上げ、常にアップデートを行っています。そうすることで コミュニケーションも増え、情報伝達能力も向上したと感じています。