令和7年6月10日(火) キャリア教育として、2つの講座を開催しました。
<1学年LHR「「浜松を知り、将来を考える」>
浜松商工会議所様から講師をお迎えし、1年生全員で、浜松の産業をとおして、将来を考える講座を行いました。
生徒一人ひとりが時代の変化と多様な働き方を知り、より広い視野を持って自己の進路や将来について真剣に向き合う時間となりました。
生徒からは
・浜松市のことを知り、自分の身近にあるものでも全然気付いてないものが多いのだと気づいた。
・もっと視野を広げて自分からいろんなことを知ろうとすることの大切さを学んだ。
・他の市との違いを見つめ、静岡全体をより良くするための役割をこれからの僕らの世代が引き継いでいきたいと思った。
・地域のビジネスや経済活動について理解を深めて将来について考える貴重な機会となった。
などの感想が集まり、自らの将来を真剣に考える機会となりました。
<STEAMキャリア教育「浜松ものづくりと障がい者用車いす開発秘話」>
放課後には、講師に橋本エンジニアリング株式会社の橋本社長様をお招きし、浜松モノづくりの技術力の高さ、発想、工夫などをお話していただきました。
講座のあとには、パリパラリンピック車いすテニス競技で金メダルを獲得した選手の車いすなどに試乗させていただきました。
参加した生徒達は、高い技術で社会を豊かにするモノづくりに魅力を感じるとともに、「ゼロから1」「1を+1」するために日頃から発想力を鍛えることの大切さなどを学びました。
受講後の生徒からは
・消費者のニーズに合わせて問題解決することは「不便や苦しさ」を「ありがとう」に変えることというお話がとても印象深く残った。
・夢中で取り組むことと、どんなことがあっても仲間を大切にするという強い意志に、心を打たれた。
・浜松の技術が世界で活躍する選手の役に立っているということが、浜松市民として嬉しかった。
・この体験を通じて、思いやりのある社会づくりに貢献したいという気持ちが強まった。
などの感想が集まり、貴重な時間となりました。
(中日新聞:令和7年6月14日付けの朝刊にも掲載されました。)