NEWS
令和7年2月25日に「NPO法人六星 ウイズかじまち」から講師2名をお迎えし、視覚障がい者のICT利用と訓練の様子を紹介していただくとともに、ロービジョンの方に講義と実演を行っていただき、視覚障がい者にとっての情報獲得と利用について、希望生徒36名がお話をうかがいました。
今回は講義だけでなく、実際に見えない・見えにくいを体験するワークショップと、白杖やカラー判別機などの機材展示も行いました。
生徒からは
・今まで視覚障害について学ぶことは全くなく、今回とても貴重な体験が出来た。
・視覚障害とICTについて初めて知ることが多く、もっと知りたいし、もっと色々な人に知って欲しいと思った。
・実際に当事者のお話を聞けたことはとても貴重な経験だった。
・目が不自由なことをワークショップで実際に体験し、自分が思っていた以上に不安で大変だと分かった。
・目の見える人、見えない人のどちらも幸せな世界、バリアフリーな世界を作っていくことがみんなの幸せだと感じた。
・障害に医学モデルと社会モデルという考え方があることを初めて知った。
などの感想があり、
将来につながる意見としては、
・公共デザインに興味をもっているので、音声案内やユニバーサルデザインを取り入れた場所と環境を整えてみたい。
・建築関係に興味があるので、この講義で教えていただいた、床の色や壁との境目などの工夫を忘れないでいたい。
・教育関係者を目指しているので、ぜひ今回の体験や得た知識などを教え子にも伝えていきたい。
などがありました。
生徒達にとって初めて聞く話が多く、福祉とテクノロジーの関係性や将来を考える大変貴重な機会となりました。