浜松聖星高等学校 浜松聖星高等学校

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直木賞作家 伊与原新先生講演会開催

2025年12月10日

令和7年12月8日(月)に直木賞作家の伊与原新先生をお迎えして、全校対象講演会を開催しました。

講演者    小説家・推理作家 伊与原新(いよはらしん)氏

講演タイトル 「小説×科学 私の創作活動」

 

伊与原先生プロフィール

1972(昭和47)年、大阪生れ。神戸大学理学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科で地球惑星科学を専攻。博士課程修了後、パリの研究室、大学勤務を経て、2010(平成22)年、『お台場アイランドベイビー』で横溝正史ミステリ大賞を受賞。2019年『月まで三キロ』で新田次郎文学賞受賞。他の著書に『プチ・プロフェスール』『ルカの方舟』『博物館のファントム』『梟のシエスタ』『蝶が舞ったら、謎のち晴れ 気象予報士・蝶子の推理』『ブルーネス』『コンタミ 科学汚染』『青ノ果テ 花巻農芸高校地学部の夏』『八月の銀の雪』『オオルリ流星群』『宙(そら)わたる教室』などがある。

第172回直木賞(2024年下期)受賞『藍を継ぐ海』

 

生徒アンケートの結果から、伊与原新先生の講演会は、生徒の学習意欲の向上とキャリア意識の深化に大きな影響を与えたことが分かりました。

生徒感想

・伊与原新先生の本のできあがる経緯や本に対しての作り方、工夫などを実際に聞けてよかった。文章や物語を作り上げる力だけでなく科学的な知識考え方を取り入れたからこその面白さだと理解した。

・私は文系と理系が融合した学部で幅広く学びたいと思っているので、学びながら◯◯の◯◯の部分を追求しながら大学でも学びたいと思いました。

・全てのことを覚えておく必要はないけれど、断片的に覚えていたものはふとした時に役立つかもしれないので、学校の勉強って大事だと思いました。

・今日の講演を聞いて僕は学びに関する探究心の大切さを実感しました。学びへの探究心についてのことを忘れずにこれからの生活に生かせるように頑張りたいと思います。受験期の僕にとって有意義な講演でした。このような講演は中々ないと思うので感謝したいと思います。

・今回の伊与原新先生の講演を聞いて、学びの本質について少し理解することができました。勉強のモチベーションが上がりました。

・私は、将来伊与原先生がされていたように研究を仕事にしたいと考えています。そんな私にとって、今回の伊与原先生のお話はとてもためになりました。お話中にあった様々な分野にわたる沢山の知識を見て、知識の大切さを身に染みて感じました。また、伊与原先生がいきいきと話されているのを見て、大学での学びがより楽しみになりました。

・僕は伊与原さんの話をきいて様々な知識をつけていくことの大切さを感じました。伊与原先生の話はとても面白く、様々な知識をつけていることが伝わってきて興味深く聞くことができました。

・今日の講演を聞いて、学びに対する考え方が大きく変わった。学ぶことについて、それをひたすら深めていくことだけが学ぶことだと思っていたが、学びながら何かをすることでより知見が深まっていくこともあるんだと知った。

・先生は「人の思いや背景を丁寧に拾い上げる姿勢」や、「科学や事実を説明しながら、そこにある“人間の物語”を描く姿勢」を大切にしているのだと分かりました。

・科学の面白さと奥深さを実感できる、貴重な時間でした。あまり本は読まないし、集中力も切れちゃうけど、少し読んでみようかなという気持ちになれました。